YUMING BRAND

松任谷由実( Matsutoya Yumi ) YUMING BRAND歌詞
1.あの日にかえりたい

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

泣きながらちぎった写真を
手のひらにつなげてみるの
悩みなききのうのほほえみ
わけもなくにくらしいのよ
青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
あなたに会いたい

暮れかかる都会の空を
想い出はさすらってゆくの
光る風 草の波間を
かけぬけるわたしが見える
青春の後ろ姿を
人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って
あなたに会いたい

今愛を捨ててしまえば
傷つける人もないけど
少しだけにじんだアドレス
扉にはさんで帰るわあの日に


2.少しだけ片想い

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

走り去る車に 小さく投げキッス
家まで送ったら それでサヨナラ
こんなこといつまでくり返すのかしら
わたしは待ってるの やさしいプロポーズ

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

真夜中の電話は 世間ばなしばかり
それさえ12時まで シンデレラ・リバティー
のんびりとかまえて あなたは知らないの
恋する気持には 羽根がはえてる

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

ほかの娘のはなしを 平気でするあなた
わたしのやきもちを 楽しんでるの
プーメランみたいに 遠くへ飛ばしても
わたしがかえるって 思ってるのね

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You

いつだって I Love You More than You
You Love Me 少しだけ片想い
More Than You


3.やさしさに包まれたなら

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

小さい頃は神さまがいて
不思議に夢をかなえてくれた
やさしい気持で目覚めた朝は
おとなになっても 奇蹟はおこるよ

カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ

小さい頃は神さまがいて
毎日愛を届けてくれた
心の奥にしまい忘れた
大切な箱 ひらくときは今

雨上がりの庭で くちなしの香りの
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ

カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ


4.魔法の鏡

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

魔法の鏡を持ってたら
あなたのくらし映してみたい
もしもブルーにしていたなら
偶然そうに電話をするわ

※できることならもう一度
私のことを思い出して
あれが最初で最後の本当の恋だから
あれが最初で最後の本当の恋だから※

きょうもおんなじ夜空の下
あなたもきっと眠る時間ね
手帳につけた誕生日も
そっと遠くでお祝いするわ

こんなときにはどうしても
あなたに会いに行きたいけど
あれが最初で最後の本当の恋だから
あれが最初で最後の本当の恋だから

(※くり返し)

あれが最初で最後の本当の恋だから
あれが最初で最後の本当の恋だから


5.ルージュの伝言

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

あのひとの ママに会うために
今ひとり 列車に乗ったの
たそがれせまる 街並や車の流れ
横目で追い越して

あのひとは もう気づくころよ
バスルームに ルージュの伝言
浮気な恋を はやくあきらめないかぎり
家には帰らない

不安な気持ちを 残したまま
街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ

明日の朝 ママから電話で
しかってもらうわ My Darling!

あのひとは あわててるころよ
バスルームに ルージュの伝言
てあたりしだい 友達にたずねるかしら
私の行く先を

不安な気持ちを 残したまま
街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ

明日の朝 ママから電話で
しかってもらうわ My Darling!
しかってもらうわ My Darling!


6.12月の雨

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

雨音に気づいて 遅く起きた朝は
まだベッドの中で 半分眠りたい
ストーブをつけたら くもったガラス窓
手のひらでこすると ぼんやり冬景色

今にもあなたが 白い息をはき
通りをわたって この部屋に来る気がして

時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

もうすぐ来るクリスマス
想い出の日には
また会おうと云った
もう会えないくせに

今でもうしろを ふとふり返れば
あなたが笑って たってるような気がして
時はいつの日にも 親切な友達
過ぎてゆくきのうを 物語にかえる

時はいつの日にも 親切な友達
時はいつの日にも 親切な友達


7.瞳を閉じて

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

風がやんだら 沖まで船を出そう
手紙を入れた ガラスびんをもって

遠いところへ行った友達に
潮騒の音がもう一度 届くように
今 海に流そう

霧が晴れたら 小高い丘に立とう
名もない島が 見えるかもしれない

小さな子供にたずねられたら
海の碧さをもう一度伝えるために
今 瞳を閉じて
今 瞳を閉じて


8.きっと言える

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

南に向かう船のデッキで
波を見つめて
もしも夕陽がきれいだったら
話しかけるわ

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても

風がささやく小麦畑で
道をたずねて
雲の下まで肩を並べて
歩いていくの

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても

ありきたりな街角でもいい
すれちがっても
きっとわたしはふり返えるはず
恋はすぐそこ

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても

あなたが好き きっと言える
どんな場所で出会ったとしても


9.ベルベット・イースター

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

光るしずく 窓にいっぱい
ベルベット・イースター
むかえに来て
まだ眠いけどドアをたたいて

空がとってもひくい
天使が降りて来そうなほど
いちばん好きな季節
いつもとちがう日曜日なの

ベルベット・イースター
きのう買った
白い帽子 花でかざり
ベルベット・イースター
昔ママが好きだった
ブーツはいていこう

空がとってもひくい
天使が降りて来そうなほど
いちばん好きな季節
いつもとちがう日曜日なの

ラー、ララララ………


10.翳りゆく部屋

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

窓辺に置いた椅子にもたれ
あなたは夕陽見てた
なげやりな別れの気配を
横顔に漂わせ

二人の言葉はあてもなく
過ぎた日々をさまよう
ふりむけばドアの隙間から
宵闇が しのび込む

どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも

ランプを灯せば街は沈み
窓には部屋が映る
冷たい壁に耳をあてて
靴音を追いかけた

どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも

どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも